今日は金曜日、仕事は終わって今会社の
飲み会真っ最中。
明日の土曜日には圭介君がこの間約束
していた手料理食べに夕方に来る予定だ。
今日は1次会で帰ろう。
「ねぇ、木梨さん。」
私を呼んだ人は4年先輩の坂垣さん、
いつも明るくて優しく話しかけてくれる。
すごく綺麗な方で憧れちゃう。
「はい。」
「坂垣さんお疲れ様です。」
「この間、確か2ヶ月前ぐらいだったかな?」
「木梨さん森宮のCITYモールに」
「男と居たでしょ?」
「んぐ!」
突然の話しに私は口に含んだハイボールを
宙に巻き散らかすところだったけど、
なんとか飲み干した。
「なっ!なんですか急に!」
「坂垣さん唐突過ぎます(笑)」
そんな事を言っていると同期の杉田君が
興味津々でこちらに横入りしてきた。
「坂垣さん、僕も交ぜてください!」
「なんの話ししてたんですか?」
「もう!」
「杉田君はいいから!」
「向こうで飲んでおいでよ。」
「吉見さんが寂しくこっち見てますよ?」
吉見先輩は杉田君に好意を持っている。
それは杉田君本人も知っているぽいのだけど
杉田君は特に吉見先輩に好意は持っていない
ようだ。
「吉見さん?」
「でも僕こっちが良いので。」
「んで、坂垣さん僕にも話してください。」
「杉田は木梨さんになると凄い勢いよね(笑)」
「わっかりやすいわ(笑)」
「そんなに分かりやすいですか?(笑)」
「本人は全然わかってないですけど(笑)」
「なんですか?」
「私何かしたんですか?」
「いやいや」
「木梨さんはなにもしてないよ。」
「こっちの話しだから気にしなくてOK!」
「それなら良いんですが。」
「坂垣さん早く僕にもさっきの話し」
「教えてください!」
「向こうからもちょっとだけ聞こえてました。」
「男がどうとか。」
「木梨さんね、ちょうど2ヶ月前に」
「CITYモールで男の人と一緒に歩いてる」
「ところを私、見たのよね。」
「えっ…?」
「木梨、彼氏いたの?」
「彼氏じゃないよ!」
「でも、すごく仲良く親しそうだったわよ?」
「坂垣さん、誤解です。」
「確かに仲良くはありますよ。」
「中学からの友人なので。」
「でも彼氏ではないです。」
「木梨…本当?」
「杉田君まで疑ってる。」
「本当に彼氏じゃないよ。」
「そっか…」
「良かった。」
一言そう言って杉田君は微笑んだ。
「あはは!」
「おもしろいわ!」
「坂垣さん!?」
「急に何がそんなにおもしろいのですか?」
私には謎だらけで、坂垣さんが何にそんな
おもしろいのよくわからなかった。
飲み会真っ最中。
明日の土曜日には圭介君がこの間約束
していた手料理食べに夕方に来る予定だ。
今日は1次会で帰ろう。
「ねぇ、木梨さん。」
私を呼んだ人は4年先輩の坂垣さん、
いつも明るくて優しく話しかけてくれる。
すごく綺麗な方で憧れちゃう。
「はい。」
「坂垣さんお疲れ様です。」
「この間、確か2ヶ月前ぐらいだったかな?」
「木梨さん森宮のCITYモールに」
「男と居たでしょ?」
「んぐ!」
突然の話しに私は口に含んだハイボールを
宙に巻き散らかすところだったけど、
なんとか飲み干した。
「なっ!なんですか急に!」
「坂垣さん唐突過ぎます(笑)」
そんな事を言っていると同期の杉田君が
興味津々でこちらに横入りしてきた。
「坂垣さん、僕も交ぜてください!」
「なんの話ししてたんですか?」
「もう!」
「杉田君はいいから!」
「向こうで飲んでおいでよ。」
「吉見さんが寂しくこっち見てますよ?」
吉見先輩は杉田君に好意を持っている。
それは杉田君本人も知っているぽいのだけど
杉田君は特に吉見先輩に好意は持っていない
ようだ。
「吉見さん?」
「でも僕こっちが良いので。」
「んで、坂垣さん僕にも話してください。」
「杉田は木梨さんになると凄い勢いよね(笑)」
「わっかりやすいわ(笑)」
「そんなに分かりやすいですか?(笑)」
「本人は全然わかってないですけど(笑)」
「なんですか?」
「私何かしたんですか?」
「いやいや」
「木梨さんはなにもしてないよ。」
「こっちの話しだから気にしなくてOK!」
「それなら良いんですが。」
「坂垣さん早く僕にもさっきの話し」
「教えてください!」
「向こうからもちょっとだけ聞こえてました。」
「男がどうとか。」
「木梨さんね、ちょうど2ヶ月前に」
「CITYモールで男の人と一緒に歩いてる」
「ところを私、見たのよね。」
「えっ…?」
「木梨、彼氏いたの?」
「彼氏じゃないよ!」
「でも、すごく仲良く親しそうだったわよ?」
「坂垣さん、誤解です。」
「確かに仲良くはありますよ。」
「中学からの友人なので。」
「でも彼氏ではないです。」
「木梨…本当?」
「杉田君まで疑ってる。」
「本当に彼氏じゃないよ。」
「そっか…」
「良かった。」
一言そう言って杉田君は微笑んだ。
「あはは!」
「おもしろいわ!」
「坂垣さん!?」
「急に何がそんなにおもしろいのですか?」
私には謎だらけで、坂垣さんが何にそんな
おもしろいのよくわからなかった。


