「圭介君今日はありがとう。」
「急な誘いに乗ってくれて。」
「それに、家まで送ってくれて。」
「俺も木梨家に会いたかったからな。」
「それに送ってくのは当然の事だろ?」
「夜道危ないんだし」
「俺が居る時は送らせてよ。」
「ありがとう。」
「今度何かご馳走様するよ。」
「じゃ、雫の手料理食べたい。」
「そんなので良いの?」
「もっとこう、良いところ外食とかじゃなくて。」
「雫の手料理が良い。」
「食べた事ないし食べたい。」
「わかった。」
「でも、あまり期待はしないでね?」
「私、そこまで料理得意じゃないから(笑)」
「はいはい(笑)」
「そーゆ事にしておく。」
「もう!圭介君はわかってないなぁ(笑)」
「じゃ、また空いてる予定送ってね。」
「わかった。」
「じゃ、そろそろ俺も帰るわ。」
「うん。」
「気をつけてかえってね。」
「今日は本当ありがとう。」
「あぁ、じゃーな。」
俺は無事、雫を家に送り届けてその場を
後にした。
それよりも雫の手料理が今度食べれる。
それが何よりも嬉しくて、思わず
にやけてしまう自分がいる。
さっき、木梨(美桜)から応援の言葉もらって
から決めていた。
次会う時には雫に気持ちを伝える。
きっと手料理の時になるだろうな。
家着いたらすぐスケジュールを確認して
雫に空いてる日程を送ろう。
俺はその為に急いで家に向かった。
第14章 8年後 END


