私は美桜との電話を切り、
早速圭介君に電話をかけた。
「あっ、もしもし雫だけど。」
「雫どした?」
「圭介君電話出るの早いね。」
「雫からの電話だからな。」
「出れる時は反射的に早く取ってしまう。」
「なにそれ(笑)」
「本当、圭介君っておもしろいね。」
「別に面白くはないと思うけど?」
「それよりどした?」
「さっきね、美桜から電話あって」
「ジャーマンポテト作り過ぎたから」
「良かったら夜ご飯食べに来ない?って」
「連絡があって、圭介君も誘ってみた。」
「行く。」
「今、雫はどこにいんの?」
「今、美桜の家の最寄り駅だよ。」
「俺も、ちょうど3駅前のホームで電車」
「待ってたところだからすぐ行ける。」
「そのままそこで待ってて。」
「わかった。」
「気をつけて来てね。」
「了解」
雫からの電話は1週間ぶりだった。
いつも、スマホの着信画面に雫と表示されると
テンションが上がるのをグッと堪えながら
いつも冷静に電話に出る。
俺は、今でも雫の事が好きでたまらない。
近々もう一度告白しようと決めている。
今回の告白は結婚前提で考えていて
お互いもう良い歳だし、もう颯は日本には帰って
来ないだろう。
俺達と離れて8年…雫と別れて8年。
流石に待たせすぎだし、俺の方が絶対幸せに
してやれる。
そんな事をここ最近思うようになっていた。
「雫!」
「圭介君お疲れ様!」
「待たせてごめん。」
「寒かったろ?」
「大丈夫だよ!」
「カイロ2個ポケットに忍ばせてるの。」
「でも、顔は冷えてるぞ?」
俺は白く冷えている雫の頬を
手に当てた。
ああ…可愛い…
「圭介君…恥ずかしいよ。」
「意外と寒くないから大丈夫だよ。」
「それなら良いんだ。」
「圭介君早く行こ。」
「美桜と兄ちゃんに早く会いたい。」
「そうだな。」
私と圭介君は美桜と兄ちゃんが住むマンション
に着いた。
「雫、圭介君いらっしゃい!」
「「お邪魔します。」」
「おっ、雫来たか!」
「近藤君久しぶりだな。」
「兄ちゃん今日仕事休みだったの?」
「うん今日は有休取った。」
「美桜の病院だったから。」
「お兄さんお久しぶりです。」
「相変わらず元気そうで良かったです。」
「俺はいつでも元気だよ。」
「元気だけか取り柄だからさ(笑)」
「美桜お腹の赤ちゃんは大丈夫なの?」
「うん、無事に心拍も確認できたよ。」
「後はいつ、悪阻が始まってしまうのか」
「ドキドキしちゃう。」
「今のところはまだ全然そんな気配ないんだけどね。」
「無理はしないようにね。」
「もちろん!」
早速圭介君に電話をかけた。
「あっ、もしもし雫だけど。」
「雫どした?」
「圭介君電話出るの早いね。」
「雫からの電話だからな。」
「出れる時は反射的に早く取ってしまう。」
「なにそれ(笑)」
「本当、圭介君っておもしろいね。」
「別に面白くはないと思うけど?」
「それよりどした?」
「さっきね、美桜から電話あって」
「ジャーマンポテト作り過ぎたから」
「良かったら夜ご飯食べに来ない?って」
「連絡があって、圭介君も誘ってみた。」
「行く。」
「今、雫はどこにいんの?」
「今、美桜の家の最寄り駅だよ。」
「俺も、ちょうど3駅前のホームで電車」
「待ってたところだからすぐ行ける。」
「そのままそこで待ってて。」
「わかった。」
「気をつけて来てね。」
「了解」
雫からの電話は1週間ぶりだった。
いつも、スマホの着信画面に雫と表示されると
テンションが上がるのをグッと堪えながら
いつも冷静に電話に出る。
俺は、今でも雫の事が好きでたまらない。
近々もう一度告白しようと決めている。
今回の告白は結婚前提で考えていて
お互いもう良い歳だし、もう颯は日本には帰って
来ないだろう。
俺達と離れて8年…雫と別れて8年。
流石に待たせすぎだし、俺の方が絶対幸せに
してやれる。
そんな事をここ最近思うようになっていた。
「雫!」
「圭介君お疲れ様!」
「待たせてごめん。」
「寒かったろ?」
「大丈夫だよ!」
「カイロ2個ポケットに忍ばせてるの。」
「でも、顔は冷えてるぞ?」
俺は白く冷えている雫の頬を
手に当てた。
ああ…可愛い…
「圭介君…恥ずかしいよ。」
「意外と寒くないから大丈夫だよ。」
「それなら良いんだ。」
「圭介君早く行こ。」
「美桜と兄ちゃんに早く会いたい。」
「そうだな。」
私と圭介君は美桜と兄ちゃんが住むマンション
に着いた。
「雫、圭介君いらっしゃい!」
「「お邪魔します。」」
「おっ、雫来たか!」
「近藤君久しぶりだな。」
「兄ちゃん今日仕事休みだったの?」
「うん今日は有休取った。」
「美桜の病院だったから。」
「お兄さんお久しぶりです。」
「相変わらず元気そうで良かったです。」
「俺はいつでも元気だよ。」
「元気だけか取り柄だからさ(笑)」
「美桜お腹の赤ちゃんは大丈夫なの?」
「うん、無事に心拍も確認できたよ。」
「後はいつ、悪阻が始まってしまうのか」
「ドキドキしちゃう。」
「今のところはまだ全然そんな気配ないんだけどね。」
「無理はしないようにね。」
「もちろん!」


