「雫が寝てる時にした。」
「兄ちゃんひどい!」
「なんで黙ってたの!?」
「それじゃ、私のファーストキスは」
「颯太君じゃないの?」
「ごめん…雫。」
「それだけ雫がどうしようもなく」
「恋しくてたまらないんだよ。」
「だけど俺は雫を悲しませる事は」
「したくない。」
「好きな人が幸せでなきゃ意味がない」
「と今日の事や雫が吉川颯太と」
「恋人になった事で決心はついてた。」
「俺が雫を幸せにできる方法は」
「兄として雫を守っていってやる事」
「なんだって。」
「だから俺のこの気持ちだけでも知って」
「もらいたかったし、ファーストキス」
「だけは俺の物にしておきたかった。」
「兄ちゃんの想いは伝わったし」
「すごく嬉しい。」
「キスの事も許す。」
「だけど、私は颯太君が大好き。」
「それに私は例え血が繋がってなくても」
「兄ちゃんの事兄として大好きなのは」
「変わりない。」
「うん。」
「雫の思ってる事は知ってる。」
「だからケジメつけるために」
「この話を雫に伝えたんだ。」
「俺の想い聞いてくれてありがとうな。」
「こっちこそ兄ちゃん…」
「こんなに想ってくれてありがとう。」
「ちゃんと幸せになれよな!」
「うん!もちろん!」
「ところでこの件は父さんと母さんに」
「ちゃんと説明してもらわないとな。」
「うん…そうだよね。」
「結構聞くの怖いけど、現実を受け」
「止めなきゃならないもんね。」
「どうして私はここに来たのだろ。」
「そうだよな…怖いよな。」
「だけど大丈夫だ。」
「俺が傍に居てやるから安心しろ。」
「さてと、気を取り直して掃除の」
「続きしようぜ!」
「うん!」
「あっ、兄ちゃん待って!」
「ん?」
「兄ちゃんありがとう。」
「私、もし自分が1人の時にこの」
「母子手帳を見つけていたらきっと」
「悲しみと辛さが爆発して自分を保て」
「なかったと思う。」
「兄ちゃんが傍に居てくれたから」
「今回も乗り越えれそうだよ。」
「それは良かった!」
「雫の感謝は充分に伝わったから早く」
「気を取り直して掃除するぞ?」
「はーい!」
私は兄ちゃんが言ってくれた通りに気を取り直して掃除をする為、2階に戻った。
今はとにかく何か黙々とやる事してる方が気が紛れると思った。
きっと私の性格を兄ちゃんはよく知ってくれているからこその配慮をしてくれたのだと本当感謝でいっぱいだ。
そう兄ちゃんに感謝しながら私は2階の
掃除の続きをして、掃除の事だけに
集中しているとスマホから着信音がなった。
そして私はスマホを取り画面を確認すると
颯太君から電話だと分かり私は、
通話ボタンを押した。
「あっ、雫?」
「颯太君?」
「おはよう。」
「おはよう!」
「って…雫なんだか声にハリがないけど」
「大丈夫か?」
「なんかあった?」


