1月20日土曜日
今日は朝から父と母は出掛けていて
家に居るのは俺と雫のみ。
今日はお互い何も用事がなく、
目玉焼きを乗せたトースト1枚とサラダと
コンスープを朝食として食べた。
そして今は2人でソファーに座り、
朝の情報番組を観ている。
今、情報番組のコーナーは芸能ニュース
コーナーで人気若手女優と人気男性アイドルの熱愛発覚と言うネタでコメンテーター
が熱く解説をしている。
「雫、この男性アイドル知ってる?」
「うん!」
「TATSUYAでしょ?」
「今めちゃくちゃ人気でこの間ドラマ」
「でも主役で出てたよ。」
「私は観たことなかったけれど、」
「初ドラマなのに演技が上手だった」
「らしいよ!」
「へぇーだから俺のクラスの女子」
「みんなTATSUYAの事で話題になって」
「たんだな。」
「ところで兄ちゃん!」
「お母さんから聞いてる?」
「何を?なんか言ってた?」
「家の掃除2人で手分けして」
「やってほしいって。」
「今日父さんも母さんも遅くなり」
「そうだな帰り。」
「うんだからだと思う。」
「雫もう今から掃除する?」
「早く終わってゆっくりする方が」
「いいだろ?」
「そだね!」
「嫌な事は早く終わらせるのが」
「1番良いもんね!」
「雫は2階の掃除頼む。」
「俺は1階の掃除するから。」
「わかった!」
こうして俺と雫は手分けして家の掃除を
始める事にした。
俺は最初玄関の掃き掃除をする。
掃き掃除は約15分くらいで終わりその後
リビングの置物などのホコリを取っていた。
そして次は書類など入っているタンスを
整理している。
俺の母さんは書類など結構整理せずに
突っ込む癖がある。
掃除の時にまとめて母さんは整理するらしいので俺も今母さんに真似て整理をする。
1番上の引き出しから整理していき3段目の
引き出しまで順調に進んでいたがある物を
発見した。
「なんだこれ?」
俺は家の書類の中から母子手帳を見つけ
手に取る。
「雫の母子手帳…?」
なんで雫の母子手帳だけここに閉まってあるんだ…?
そう不思議に首を傾げていると後ろから
肩を叩かれた。
「兄ちゃん、なに見つめてるの?」
「雫!?」
俺はなにかこれは見せたらダメな物だと
察し元の引き出しに戻そうとしたけれど
遅かった。
「あっ、母子手帳!」
そう言って雫は俺から母子手帳を奪い取った。
「兄ちゃん、1人だけで見ようと」
「するのずるい!」
「別に見ようとしていた訳じゃない。」
「あれ?これ私の母子手帳だ。」
私は自分の母子手帳の1ページ目を開くと
左のページに保護者の氏名は知らない名字と名前が表示されており、この氏名のところには名字が違う私の名前が表示されていた。
「藤田 絵里子」
「藤田 雫」
「えっ…どーゆう事なの…。」


