私と颯太君はそう褒め合いながら
お互い照れていてそこからの次の会話が
途切れてしまった。
だけど良いタイミングで11時15分になり、
イルカショーの司会者の声が聞こえてきた。
「皆さん!」
「長らくお待たせしました!」
「今からイルカショーの始まりです!」
「雫、イルカショー始まる!」
「ふふ(笑)」
「颯太君余程楽しみだったんだ(笑)」
「なっ!(笑)」
「そんな事ないし!」
「嘘つかなくて良いんだよ?(笑)」
「だって颯太君の目、少年のように」
「キラキラ輝いてるんだもん♪」
「私はそーゆ一面もあって良いと思う。」
「雫にはお見通しか(笑)」
「雫が良いと思ってくれてるのなら」
「素直になっとくよ(笑)」
「イルカショー超楽しみだぞ!」
「あっ、!ほら!イルカが泳いで来た!」
「本当だ!」
「結構泳ぐスピード速いんだね!」
「あっ、顔出した!可愛い!」
「イルカ可愛いな!」
イルカショーは予定通りの時間に開始し、
様々なイルカの芸を観れる事ができた。
鼻でボールを投げたり、大きな輪投げの
中を潜り抜けたり、飼育員さんがイルカに乗って泳いだりたくさんの芸を観れる事ができショーはあっという間にクライマックスになっていた。
「本日はイルカショーに足を運んで」
「いただきありがとうございました。」
「この後も引き続きマリン水族館を」
「お楽しみください!」
「颯太君!イルカショーめちゃくちゃ」
「良かったね!イルカってものすごく」
「賢いんだね!」
「あこまで賢いとは思わなかったよ!」
「感動しまくりだった!」
「ところで雫、昼飯水族館のレストラン」
「でも良いか?」
「うん全然いいよ!」
「ここのレストランネットで口コミ」
「読んでたら、結構美味しいって」
「有名みたいでさ。」
「特にオススメがパスタなんだって。」
「パスタ大好き!」
「俺もパスタ大好き!」
「何系のパスタが好き?」
「俺はトマトクリーム系。」
「私もだよ!」
「じゃ、今から行くレストランは」
「トマトクリームパスタ狙いで行こ!」
「雫、手…。」
「あっ…うん////」
今日、ずっと颯太君と手繋いでる。
しかも恋人繋ぎ…。
なんだか今更だけど恥ずかしくてソワソワ
する。
だけど、颯太君の手から伝わる暖かい体温がすごく居心地が良い。
だから恥ずかしくてもずっと繋ぎたいって
気持ちになれるのかもしれない。
「雫、レストラン空いてそうだな。」
「混む前に行くよ。」
「うん。」
「いらっしゃいませ。」
「何名様でしょうか?」
「2名です。」
「でわ、ご案内致します。」
俺と雫はウエイトレスに案内された
席へ座りメニューを拝見し、
お目当てのトマトクリームパスタ系を
探した。
「颯太君!」
「トマトクリーム系3種類あるよ!」
「本当だ!」
「雫はどれにするの?」
「私はカニトマトクリームパスタかな!」
「絶対間違いなく美味いやつだよな(笑)」
「颯太君はどれ?」
「俺はアスパラガスとエビの」
「トマトクリームパスタにする。」
こうしてお互いメニューが決まったので
注文した。
辺りを見渡すとオシャレなレストランで
、壁が海の色マリンブルーのグラデーションになっていた。


