眉間を寄せて険しい顔をするアルバート。
ミアの顔が青ざめていく。
「違います! 私じゃない。あれは同じものを買った人が」
「この世にあれと同じものはない。ミアのために僕がデザインしてオーダーしたものだからな」
「な……そん、な……」
「僕は説明して渡した。だが、お前にとって理由などどうでもよかったから聞いてなかったんだろう?」
アルバートはミアから離れると冷たい目で見下ろした。
「アイザック様の言う通りだ。僕は自分の見る目のなさに呆れる」
言い捨てて、アルバートは女王に一礼すると広間から下がった。
ギロリと女王がミアを睨む。
「毒を含んだわりには随分と元気ね」
がっくりと肩を落とし茫然とするミアは何も答えない。
「王家の者を危険に晒し、私の恩人に濡れ衣を着せようとした。あまりにも目に余る所業」
女王が「衛兵」と声を高らかに張る。
「あの者を捕らえなさい」
衛兵たちが女王の指示に従い、ミアを囲んだ。
抗う気力もないミアが連行され、広間から姿を消すとザックはスタッピーを振り返る。
「協力感謝する。あんたの妹には約束通り薬を届けさせる」
「ああ、ありがとうございます、殿下」
感謝するスタッピーにジェイミーが「良かったな」と肩を叩いて、ふたりもまた広間から出て行く。
ミアの顔が青ざめていく。
「違います! 私じゃない。あれは同じものを買った人が」
「この世にあれと同じものはない。ミアのために僕がデザインしてオーダーしたものだからな」
「な……そん、な……」
「僕は説明して渡した。だが、お前にとって理由などどうでもよかったから聞いてなかったんだろう?」
アルバートはミアから離れると冷たい目で見下ろした。
「アイザック様の言う通りだ。僕は自分の見る目のなさに呆れる」
言い捨てて、アルバートは女王に一礼すると広間から下がった。
ギロリと女王がミアを睨む。
「毒を含んだわりには随分と元気ね」
がっくりと肩を落とし茫然とするミアは何も答えない。
「王家の者を危険に晒し、私の恩人に濡れ衣を着せようとした。あまりにも目に余る所業」
女王が「衛兵」と声を高らかに張る。
「あの者を捕らえなさい」
衛兵たちが女王の指示に従い、ミアを囲んだ。
抗う気力もないミアが連行され、広間から姿を消すとザックはスタッピーを振り返る。
「協力感謝する。あんたの妹には約束通り薬を届けさせる」
「ああ、ありがとうございます、殿下」
感謝するスタッピーにジェイミーが「良かったな」と肩を叩いて、ふたりもまた広間から出て行く。



