自然に見える、思えるということは、それだけ共に過ごしてきた証拠だ。
日数としては決して長くはないが、アーシェリアスの中でも四人で行動するということが当たり前になってきている。
そんな人たちに巡り合えたことを幸せに思いながら、厩舎に馬車を預けると、一行は賑わう王都を歩いた。
「アイザック様、まずは屋敷に帰りますか?」
「いや、帰れば陛下に連絡がいって、宰相との接触を邪魔される可能性がある」
「ふむ……その問題がありましたね」
ザックと女王の軋轢をエヴァンも知っているようで、顎に手をあてて悩む。
反対に、初耳であるノアは長い睫毛に縁どられた双眸をぱちぱちとさせた。
「なに? ザックって女王陛下と仲悪い感じ?」
「お世辞にもいいとは言えないな。とにかく、陛下に俺が帰っていることを悟られる前にアーサー兄上に会って宰相のアポ取りを相談したい」
ザックが言うと、エヴァンが「承知しました」と頷く。
「では、ひとまずアーサー様の屋敷へ行きましょう」
「ああ。アーシェとノアは宿を取って待っててくれ。ペルマ地区のランプロスという宿なら部屋数も多いから取れるはずだ」
「私たちも行かなくていいの?」
「探し歩くかもしれないし、少ない人数の方が動きやすい」
日数としては決して長くはないが、アーシェリアスの中でも四人で行動するということが当たり前になってきている。
そんな人たちに巡り合えたことを幸せに思いながら、厩舎に馬車を預けると、一行は賑わう王都を歩いた。
「アイザック様、まずは屋敷に帰りますか?」
「いや、帰れば陛下に連絡がいって、宰相との接触を邪魔される可能性がある」
「ふむ……その問題がありましたね」
ザックと女王の軋轢をエヴァンも知っているようで、顎に手をあてて悩む。
反対に、初耳であるノアは長い睫毛に縁どられた双眸をぱちぱちとさせた。
「なに? ザックって女王陛下と仲悪い感じ?」
「お世辞にもいいとは言えないな。とにかく、陛下に俺が帰っていることを悟られる前にアーサー兄上に会って宰相のアポ取りを相談したい」
ザックが言うと、エヴァンが「承知しました」と頷く。
「では、ひとまずアーサー様の屋敷へ行きましょう」
「ああ。アーシェとノアは宿を取って待っててくれ。ペルマ地区のランプロスという宿なら部屋数も多いから取れるはずだ」
「私たちも行かなくていいの?」
「探し歩くかもしれないし、少ない人数の方が動きやすい」



