「それが……逃げられたということです」
なるほど。それで〝ほぼ〟なのかとアーシェリアスは納得する。
「では、引き続きそちらも捜索ということだな」
「はい! 全力で当たるそうです」
「ジェイミーは加わらないの?」
「あ、俺は捕えた灰鷹の奴らを移送するため王都に戻るんです」
「王都、か」
ザックが考えるように零したところで、ジェイミーが「やべっ」と立ち上がった。
「準備があるのでそろそろ戻ります!」
「ああ。報告感謝する」
「お世話になりました!」
アーシェリアスが笑みと共にお辞儀すると、ジェイミーは笑顔で答える。
「こちらこそ! じゃあ、失礼します!」
元気良くザックに向かって頭を下げ、ジェイミーが慌ただしく食堂を出て行く。
テーブルはふたりきりになり、ザックはようやく落ち着いたようにティーカップを手に持って紅茶を飲んだ。
「それで、アーシェはどうしたいんだ?」
王都行きの話だとわかり、アーシェリアスは隣に座るザックを真っ直ぐに見つめる。
「この旅は、幻の料理を求めて始まった旅だから手がかりがあるなら追いたいわ」
なるほど。それで〝ほぼ〟なのかとアーシェリアスは納得する。
「では、引き続きそちらも捜索ということだな」
「はい! 全力で当たるそうです」
「ジェイミーは加わらないの?」
「あ、俺は捕えた灰鷹の奴らを移送するため王都に戻るんです」
「王都、か」
ザックが考えるように零したところで、ジェイミーが「やべっ」と立ち上がった。
「準備があるのでそろそろ戻ります!」
「ああ。報告感謝する」
「お世話になりました!」
アーシェリアスが笑みと共にお辞儀すると、ジェイミーは笑顔で答える。
「こちらこそ! じゃあ、失礼します!」
元気良くザックに向かって頭を下げ、ジェイミーが慌ただしく食堂を出て行く。
テーブルはふたりきりになり、ザックはようやく落ち着いたようにティーカップを手に持って紅茶を飲んだ。
「それで、アーシェはどうしたいんだ?」
王都行きの話だとわかり、アーシェリアスは隣に座るザックを真っ直ぐに見つめる。
「この旅は、幻の料理を求めて始まった旅だから手がかりがあるなら追いたいわ」



