アーシェリアスが牢から出てシーゾーを抱くと、ウィッグを取り手早く着替えを済ませたザックが感心する。
「力が強いと感じることはちょくちょくあったが、ここまでとはな」
「ああ、本当にな。魔物の心が読めて力にも優れている。騎士に志願してもいいかもしれないぞ」
ザックに剣を渡して笑みを見せたエヴァンの言葉に、ノアはきょとんと双眸を丸くした。
「エヴァン、勧誘は後だ。今はここを出るぞ」
「わかりました!」
「アーシェとノアは俺の後ろに。ジェイミーはふたりの後ろを守ってくれ」
「お任せください!」
ジェイミーが張り切って返事をしたのを皮切りに、一行は出口に向かって走り出した。
一本だった道が三又に分かれ、エヴァンが「こっちです!」と誘導する。
前方から襲い掛かる盗賊をエヴァンの剣が追い払うも、すぐさま盗賊らの応援が駆け付けて、行く道が塞がれた。
「どけぇぇぇっ!」
エヴァンが叫び、道を切り開こうと果敢に敵陣に突っ込む。
しかし、ひとりの剣を受けている隙をついて、別の盗賊が背後に回った。
だが、すでに剣を抜いていたザックが素早く止めに入る。
「勢いに任せて突出しすぎだエヴァン!」
エヴァンの背を斧で狙う敵の手を、ザックが切り付け諫める。
「不甲斐っ、ない!」
気合を込めて押し返し、踏み込んで一気に敵の横っ腹を切り払ったエヴァン。
痛みに悶絶し、冷たい地面に転がる盗賊たちの数が増えていく。
「力が強いと感じることはちょくちょくあったが、ここまでとはな」
「ああ、本当にな。魔物の心が読めて力にも優れている。騎士に志願してもいいかもしれないぞ」
ザックに剣を渡して笑みを見せたエヴァンの言葉に、ノアはきょとんと双眸を丸くした。
「エヴァン、勧誘は後だ。今はここを出るぞ」
「わかりました!」
「アーシェとノアは俺の後ろに。ジェイミーはふたりの後ろを守ってくれ」
「お任せください!」
ジェイミーが張り切って返事をしたのを皮切りに、一行は出口に向かって走り出した。
一本だった道が三又に分かれ、エヴァンが「こっちです!」と誘導する。
前方から襲い掛かる盗賊をエヴァンの剣が追い払うも、すぐさま盗賊らの応援が駆け付けて、行く道が塞がれた。
「どけぇぇぇっ!」
エヴァンが叫び、道を切り開こうと果敢に敵陣に突っ込む。
しかし、ひとりの剣を受けている隙をついて、別の盗賊が背後に回った。
だが、すでに剣を抜いていたザックが素早く止めに入る。
「勢いに任せて突出しすぎだエヴァン!」
エヴァンの背を斧で狙う敵の手を、ザックが切り付け諫める。
「不甲斐っ、ない!」
気合を込めて押し返し、踏み込んで一気に敵の横っ腹を切り払ったエヴァン。
痛みに悶絶し、冷たい地面に転がる盗賊たちの数が増えていく。



