次に入ってきたのは、わたし達と同い年くらいの男子達だった。
「と、と……戸田くん……!?」
なんでここにいるのっ……?
でも、そうか……。だって、今日は土曜日だもんね。
土曜日だったら、多くの学校はお休みだもんね。
けれど、わたしは会いたくなかった……!
あっ、でも大沼くんもいる。
「温森じゃん」
ふっと不敵な笑みを浮かべる、戸田くん。
それに、よく見ると男の子だけじゃない。あの時わたしを睨んでいたボーイッシュな女の子までいる。
「チョコドーナツと、ブラックコーヒーで」
急にわたしを無視しては、戸田くんは東條くんに注文をした。
「俺バニララテとシナモンデニッシュで」
大沼くんも注文しては、そばにいたボーイッシュな女の子も、
「ストロベリーフラペチーノと抹茶スコーン」
と言っていた。
大沼くんは心配そうにわたしを見ていてくれたけれど、それでも手の震えは収まらなかった。
戸田くん達が、何をしたいのかが本当にわからなくて、それがたまらなくもどかしい。
逃げたい、逃げられない……!



