哀・愛

それから数日がたち、宿泊研修の日になった。

学校で集合・点呼をとり、次々とバスに乗り込む。

バスの中はどこに誰と乗ってもかまわない。

先生たちの『楽しい思い出』にでもしたいのだろう。

友達もいないこっちからすれば、迷惑な話。

「愛斗~、一緒に座ろ~」

「え~ずる~い。
あたしが隣にすわる~」

クラスの女子のリーダー格同士で、プチケンカ。


相変わらず、モテモテですな。