哀・愛

「ご注文は何にしますか」

「いつもの」

「かしこまりました」

と、私は早速厨房に注文をつたえる。

「ねぇねぇ、哀ちゃん」

「はい」

「今日は何時まで仕事?」

「え…?」

こんなこと初めて聞かれたな…。