湿気た愛


今日は初めて、若干恐れていたことが起きた。

交わっている真っ最中に、ご飯が来たのだ。


「カイもよくやるねぇ。
もうそろそろじゃないの?」

私の角度からは見えないが、とても隠れたい気持ちになった。

羞恥心というものを長らく忘れていた私は、自分の人間らしさに少し安心した。

一方カイは、扉が開き、そろそろだと言われまた扉が閉まるまで、少しも動揺せず中で動き続けた。

そろそろという意味が全く分からない私は、カイはそろそろ達するのだろうかなんて考えていたが、それは全くの見当違いだった。

カイはさらに激しく、なにかに取り憑かれたかのように、初めて私は乱暴に扱われた。

まさに、身勝手。


それでも私は嫌というより、心配、だった。