おにぎりを食べ終わって、カイに沢山聞きたいことはあった。
けれど何から聞いたらわからず、とりあえず自分の頭の中を整理することにした。
そんな私を察しているのか、カイは何も言ってこないのが心地よかった。
しかし、どうしようもない問題がやってきた。
言うのを躊躇う、緊急事態。
「カイ、、」
「なに?」
「あの、トイレ、って」
初めてあった相手にトイレを知らせなければならないのは流石に気が引ける。
けれどどうしようもなく、きっと私の顔は真っ赤であっただろう。
「あぁ、そこに扉がある」
指を差したのは、さっきおにぎりが運ばれてきた扉と真反対の方向だった。
1回見渡しただけでは気づかなかった。
「あ、ありがとう」
私は逃げるように扉を開けた。
けれど何から聞いたらわからず、とりあえず自分の頭の中を整理することにした。
そんな私を察しているのか、カイは何も言ってこないのが心地よかった。
しかし、どうしようもない問題がやってきた。
言うのを躊躇う、緊急事態。
「カイ、、」
「なに?」
「あの、トイレ、って」
初めてあった相手にトイレを知らせなければならないのは流石に気が引ける。
けれどどうしようもなく、きっと私の顔は真っ赤であっただろう。
「あぁ、そこに扉がある」
指を差したのは、さっきおにぎりが運ばれてきた扉と真反対の方向だった。
1回見渡しただけでは気づかなかった。
「あ、ありがとう」
私は逃げるように扉を開けた。

