そして、私はある事実に気が付いた。
ちょっと待って!!
一旦、待って!!
一定の距離以上開けて生活していたから何の準備もしてないからメンテナンス滞ってたのに……。
外出だって殆んどしてないし、手を繋ぐ事だって殆んどない。
私との結婚をどう思っているのか分からなくて、あまり深く関わろうと思っていなかった。
突然の事で恥ずかしくなり布団を被る。

「……見たの?」

「見るしかないからな。
 何の確認だよ。」

夢なら覚めて。
ドキドキ ドキドキ心臓がしつこいーーーー
最近の私の心臓が忙しそうなんだけど大丈夫かな。


「何の心配してるんだよ。
 何の問題もないだろ?」

え!?
突然のエピソードで私の頭はフリーズした。
感想を下さった。


「僕もそろそろ解禁にしようって決めた。
 うかうかしてたら、危険な気がしてね。」


もう一度、私の頭はフリーズした。
ガツーンと頭を何かで打った感覚というか。

恥ずかしくてビクビクしながら岳さんの顔を伺う。
目の前の不敵な笑みの岳さんは初めての見るとても真剣な表情だった。
 


今日はパートがお休みの事に感謝したーーー