とんでもなく綺麗な肌でびっくりした。




これだから、知らない所で何かあったら心配だから家に居て欲しいんだ。
彼女自身に自覚がないから困る。


越してきたばかりの時に、一人で買い物が心配で僕が休みの日にと言ったら、


「私は本が大好きなただの根暗だから、誰にも相手にされないよ!」と椿から聞かされた時は頭痛がした。
君は何を考えて何を見ているーーーーー?





彼女の額にひんやりシートを貼りながら、何故、眠ってしまうほど疲れていたのか考える


「風呂で寝る程に疲れるってなにやってるんだよ。
 悪いが見つけ次第、」

「う、うーん。
 返却日は×月×日で、、、、、、」




「はぁ?」


なるほど。
寝言だからはっきりは分からないがとんでもないヒントを貰ったよ、椿。





彼女の体温が落ち着いたのを確認して、リビングへスマホを取りに戻る。
椿には見せれないが僕のスマホには内緒のものがある。






君と一緒に撮った写真。

『君が憶えてなくてもいいから。
いつか、僕を好きになってくれ。』

この写真にいつも誓っていた。