物事は計画的に。

岳さんは時々、不思議な質問や提案をして私を困らせる。
子どもの私にはその質問や提案に隠された謎がなるなんて気付きもしないので素直に答えてしまっていた。


「ちなみに図書館は一人で行ったの?」


突拍子もない質問にびっくりした。
時々、岳さんの(問題)発言に動揺しながら質問に答える。

「い、いえ。
 友達と一緒にいきました。
 昨日から約束をしてて。」

「ふ~ん。
 それって、男?」

なんの話?誠は確かに男だけど。
男ってよりか男の子だよね?
まだ小学生だし……。

「はい。
 幼馴染みの男の子です。
 近くに住んでいて、幼稚園から一緒に行く仲です。
 読んでる本は全く違うけど。」


「その、幼馴染みって子だけ? 
 二人で行ったの?」


「はい。
 だんだん、本を読む友だちが減ってしまって今では二人になっちゃいました。」

小学校も高学年になると、習い事やらゲームやら。
好きなこととか変わってしまうから。


「残念だけど、諦めてね。」


「ん?」