岳さんの爆弾発言で長閑な風景が一瞬、霞んで見えたが予定通り駅に着き、改札を出ると母とお義母さんが迎えに来ていた。
本当に仲が良いよね。
二人が仲が良すぎて私たちの結婚は半強制的というか、ほぼ決定事項になってたのでは?と勘繰ってしまいそうになるけど逆に地雷を踏みそうだから止めておこう。
久しぶりの実家のリビングのソファーでゴロゴロしようと思ったら母たちのおしゃべりが始まり付き合うことになる。。。
「岳ったら、椿ちゃん独り占めしちゃって全然帰って来ないんだから。
もしかしたら、今回は帰省出来ないかも!なんて酷いわよね~」
「あ!」
…ごめんなさい。それには理由がありまして。
と言おうかと思うが母から強烈パンチが何故か入る。
「岳ちゃんって、よりも椿に問題があったんじゃないのかなって私は思ってるのよ。
椿ったら、相変わらずでしょ?
一緒に住むようになって驚かされっぱなしじゃない?
昔から不思議な行動が多いから。」
「なっ!?」
え?
岳ちゃんって、呼んでるママに突っ込み入れた方がいいのかな?
いつまでも母たちにとっては私が子どもだとしても世間一般から見たら立派な大人だ。
とりあえず、スルーでいっか。
さて。鞄に入っている文庫本でも読みながらファンタジーの世界へ行こうかな。

