図書館。そして、お昼休み。
普段と違う緊張感。
最近、ドキドキする事が増えてるなとふと思った。
いや、むしろ今までが異常だったのかな?
両親や岳さんが心配になる的なところなのだろうか。
本の世界から抜け出さず、空想の世界に居すぎたのかな?
現実の世界というのは悩み事に溢れているなんて私も大人になったのね。なんて、また妄想していたらお昼時間がヤバかった!!
責任者の方に話さなきゃ!!
「お疲れ様です。
木村さん(ここの図書館の責任者)、お忙しいところすみません。
少しお時間宜しいでしょうか?」
お食事は済んでそうだね!
よし!頑張るぞってバイトもろくにした事のない私は初めてのシチュエーションで岳さんからのアドバイスを忘れてしまった。
頭が真っ白ってやつじゃん。。。
「はい。どうかしましたか?」
どうしよう。どうしようか。
しっかりしろ、椿!
頭に浮かぶことを誠意をもって伝えよう。
「はい。えっと。実は……。
まず、結婚している事を明言しなくてすみません。
それと…実は、赤ちゃんが出来まして、これを期に退職したいと思ってます。
たくさんお世話になったのにも関わらず、短期間で辞める事を申し訳ない気持ちなのですが。」
信じられないくらいの緊張で声が上ずってしまった。
お願い!!伝わって。と祈るしかない。
今の私の言葉の引き出し全て開けた感じです。

