七夕の伝説


食事量も減ったし、体は疲れやすい。

心配は掛けたくないのに、どうしても掛けてしまい、手を煩わせてしまうことが情けなくて申し訳ないのに。


「無理はしてないから心配しなくて大丈夫だよ」


笑顔を向けても、ふたりは首を横に振る。


「心配くらいさせてよ」

「友達なんだから」


佳苗と理恵の言葉が胸にジンと染み渡る。
 

「ありがとう。近いうちに昴、紹介するね」


なんて。

友達と恋話で盛り上がれるんだから、私は大丈夫。
今は少し疲れているだけ。

そう思っていたのに。

現実はそう上手くはいかない。