「だからこそだ」
「え?」
「オレとお前が付き合っても周りが応援するような立場になるんだよ」
「…………」
「大スターになれば、それはかなうだろ」
「カケル……」
確かに、そうかもしれない。
「オレがお前を一生守るから。絶対大スターになるから。待っていてほしい。オレはいずれお前を迎えに行くから。 絶対に芽以を迎えに行くから!」
「……う、んっ」
カケルは震えていた。
恥ずかしいのと緊張からだろうか。
(あたし、嬉しくて泣きそうなんだけど……)
もう、感激だよ。うう。
恥ずかしくてうれしくて。
あああああああ。やばいやばいやばいやばい。
夕日より多分今あたしのほうが赤いよ? めちゃくちゃやばくない?

