*
それからは、平和そのものだった。
ありきたりな毎日が、楽しく続いて。
意外なことにカケルや生徒会長にアイドルだとわかってからすり寄ってくるような人はいなくて。前と変わらない、あたしとカケルが二人で居て、そこに生徒会長が来る程度だった。だけど世間は待ってくれない。時間は進み続ける。当然、マスコミは動く。
「カケル、なんかニュースになってるみたいだよ。カケルの事」
「オレの活動休止と通学についてか」
「そう」
「予想はしていたが」
「……いいの? 何もしなくて」
「何かすれば勘繰られるだけだろ」
まあ、そうかもしれないけどさあ。
「あたしと一緒にいるとこ、撮られたらどうするの。周りは恋人と誤解してたけど、あれはどうなったの?」
「……オレがアイドルとわかったとたんその噂消えたよな」
「まあ、釣り合わないから嘘ってわかったんでしょうね」
「……釣り合うと思うんだけど、オレとお前」
「えっ」
何を言ってるの? カケルは。
国民的アイドルとあたしだよ? 元であっても。
全然釣り合わないよ。
そう思いながら空き教室であたし達は語り合う。
放課後だから、生徒会長が出て行って静かである。彼は仕事に行った。
生徒会長はそもそも彼女っぽい人はいないしいいけどさ。それになんか器用そうだし。
それからは、平和そのものだった。
ありきたりな毎日が、楽しく続いて。
意外なことにカケルや生徒会長にアイドルだとわかってからすり寄ってくるような人はいなくて。前と変わらない、あたしとカケルが二人で居て、そこに生徒会長が来る程度だった。だけど世間は待ってくれない。時間は進み続ける。当然、マスコミは動く。
「カケル、なんかニュースになってるみたいだよ。カケルの事」
「オレの活動休止と通学についてか」
「そう」
「予想はしていたが」
「……いいの? 何もしなくて」
「何かすれば勘繰られるだけだろ」
まあ、そうかもしれないけどさあ。
「あたしと一緒にいるとこ、撮られたらどうするの。周りは恋人と誤解してたけど、あれはどうなったの?」
「……オレがアイドルとわかったとたんその噂消えたよな」
「まあ、釣り合わないから嘘ってわかったんでしょうね」
「……釣り合うと思うんだけど、オレとお前」
「えっ」
何を言ってるの? カケルは。
国民的アイドルとあたしだよ? 元であっても。
全然釣り合わないよ。
そう思いながら空き教室であたし達は語り合う。
放課後だから、生徒会長が出て行って静かである。彼は仕事に行った。
生徒会長はそもそも彼女っぽい人はいないしいいけどさ。それになんか器用そうだし。

