「たまにすごくまぶしく見えるよ、二人が」
「へ? 何でです?」
「ボクは別に何も執着ないからさ。学校も仕事も、そこそこでいいから」
(と、言いながら国民的アイドルやってますよね。生徒会長)
それはそれですごくない?
芸能界ってそんな甘い場所じゃないはずだし。
「でもね。ボクさ。芽以ちゃん達といて思ったんだ」
「何をです?」
「ボクも本気になろうかなって」
「!」
「本気になって、芽以ちゃんを落とそうかなって」
「生徒会長……」
にじり寄る生徒会長にあたしはどぎまぎする。
大人っぽい白銀にない雰囲気と、少しアンンニュイな視線。
あたしは目をそらしながらオロオロする。

