青春の花は素顔に咲く



「はあ……」
「どうしたの白銀。ため息ついて」

 次の日。昼から登校してきた白銀は元気がなくて。
 あたしは不安になって尋ねた。

「……両親の調子があまりよくない。でも、大丈夫だから」
「え、それ全然大丈夫じゃないじゃん」
「仕事と学校は義務だから、こなさないと。皆がオレのために頑張ってるんだから」
「いやいや、無理はだめだよ。壊れちゃうよ、白銀が」
「壊れてでも笑っているのがプロだろ?」
「え……何言ってんの、白銀」