*
「ねぇ美也子、何の曲聞いてるの?」
教室で、放課後美也子がニヤニヤしながら何かを聞いていたので聞いてみるあたし。
「KAKERU。……芽以、嫌いでしょ?」
「別に。この前は何となくいらついてたの。ごめん。離さないでとか言って」
「そうなんだ? 聞く?」
「うん」
あたしは美也子からスマホを借りてイヤフォンを刺す。
すると、聞こえたのはあの時聞いた新曲だった。
「優しい声だね。いい曲」
「作詞も今回KAKERUなんだよ」
「えっ。あいつ作詞までできるの!?」
「あいつって何……」
「ごめん、つい」
「でも、なんか悲しげな曲だよね」
「……わかるかも。どこかさみしさを感じる」
すごくやわらかな歌詞なのに。
なぜか、泣きそうな雰囲気で歌ってる気がした。
そういう雰囲気づくりなのかもしれないけれど。
笑いながら泣いてるような、そんな違和感を感じた。
何故だろう。どうしても白銀は何かを隠してる気がした。
「ねぇ美也子、何の曲聞いてるの?」
教室で、放課後美也子がニヤニヤしながら何かを聞いていたので聞いてみるあたし。
「KAKERU。……芽以、嫌いでしょ?」
「別に。この前は何となくいらついてたの。ごめん。離さないでとか言って」
「そうなんだ? 聞く?」
「うん」
あたしは美也子からスマホを借りてイヤフォンを刺す。
すると、聞こえたのはあの時聞いた新曲だった。
「優しい声だね。いい曲」
「作詞も今回KAKERUなんだよ」
「えっ。あいつ作詞までできるの!?」
「あいつって何……」
「ごめん、つい」
「でも、なんか悲しげな曲だよね」
「……わかるかも。どこかさみしさを感じる」
すごくやわらかな歌詞なのに。
なぜか、泣きそうな雰囲気で歌ってる気がした。
そういう雰囲気づくりなのかもしれないけれど。
笑いながら泣いてるような、そんな違和感を感じた。
何故だろう。どうしても白銀は何かを隠してる気がした。

