白銀は、そういられてないのかもしれない。 どこかそんな感じがにじみ出てる。 そりゃ、アイドルなのもあるけど、何かに縛られてる気がする。 (きっと白銀にもつらい過去もあるし、色々あるんだよ) 誰だって悩んでる。それを隠して生きてるだけで。 「つらいのも、楽しいのも、あたしだけじゃないよね。おばあちゃん」 「そうねぇ、みんなそれぞれ色々あるねぇ。でも、急にどうしたんだい? 芽以ちゃん」 「ううん。なんとなく、思っただけ」 あたしはそう呟いて、リスニングのシナリオを作り始めた。