青春の花は素顔に咲く



 どんなことでも知りたいから。
 いつまでもそばにいたいから。
 白銀にあたしの彼氏になってもらえることは無理だとしても。
 傍にいて支えていきたい、と思うから。

 あたしは、あたしに出来るせい一杯をこなしたいと思う。

 それぐらいあたしは、白銀が好きなのだから。

「よし、ワーク作れた。次はリスニング教材」
「芽以ちゃん、最近頑張ってるねぇ」
「おばあちゃん」
「いい顔をするようになったよ」
「……そうかな」
「うん。心から笑ってる気がするよぉ」
「……色々あったんだ」

 心の中の不安を吐き出せたのもあるし、白銀にそれを受け入れてもらえたのもあるけど。

 それよりも、なにもよりも。