「ハ、ハルミちゃんとはどうなったの……?」
アツコからさっき真実を聞いたってことは、ハルミちゃんとまだ付き合ってるってことでしょ?
まさかさっきのさっき別れたとか?
え?甲斐谷のメンタル無事?
ちゃんと息してる?
好きだった人と付き合えたのに、わずか10日で騙されてたって知って、好きな気持ちが消える間もなくお別れとかしてたら………、
私なら1ヶ月は寝込むね。
「とっくに振られてる」
「えぇっ?!」
私の質問に、意外にも甲斐谷がケロッと答えるから、もしかしたら今目の前にいる甲斐谷は幽霊なのかもしれないと、浮かび上がる疑惑に私はじっと目を凝らした。
それから、目の前で手を振ってみる。
そして、甲斐谷の胸のあたりをポンと押す。
あ、押せた。
「何してんの?マユ」
「い、いや!何でもない!」
どうやら目の前にいる甲斐谷は、ちゃんと生きているらしい。
アツコからさっき真実を聞いたってことは、ハルミちゃんとまだ付き合ってるってことでしょ?
まさかさっきのさっき別れたとか?
え?甲斐谷のメンタル無事?
ちゃんと息してる?
好きだった人と付き合えたのに、わずか10日で騙されてたって知って、好きな気持ちが消える間もなくお別れとかしてたら………、
私なら1ヶ月は寝込むね。
「とっくに振られてる」
「えぇっ?!」
私の質問に、意外にも甲斐谷がケロッと答えるから、もしかしたら今目の前にいる甲斐谷は幽霊なのかもしれないと、浮かび上がる疑惑に私はじっと目を凝らした。
それから、目の前で手を振ってみる。
そして、甲斐谷の胸のあたりをポンと押す。
あ、押せた。
「何してんの?マユ」
「い、いや!何でもない!」
どうやら目の前にいる甲斐谷は、ちゃんと生きているらしい。



