瞳の奥の美しさを君は知っている

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知らない子ばかりでどうすればいいか分からない。

陽な人はもう友達も出来てるのだろうか。

教室に入ると、ガヤガヤしていると思っていたが以外と静かだ。

なぜなら、まだ1人しか来ていなかったから。

(あ、朝の…)

電車で助けてくれた例の男の子がぽつんと椅子に着いていた。

(話しかけてもいいかな…)

1人で考えていると、目があった。

すると先に彼が口を開いた。

「電車大丈夫でした?」

「は、はいっ!先程は本当にありがとうございました!」

「これからよろしくお願いしますね。」

彼は微笑んだ。
惹き込まれるような美しい笑顔。

「お願いします…。」