瞳の奥の美しさを君は知っている

「僕は…僕は君に救われたんだ。」

「救われた…?私結翔くんのこと救ったことなんか…」

「…覚えてなくていいよ。」

(覚えてなくていいよってどういうこと?)

「ねえ、教えて!結翔くん!」


キーンコーンカーンコーン…


タイミング悪く、昼休みが終わるチャイムがなった。

「……この絵やっぱり律にあげるよ。」

「…ほんとにいいの??ありがとう。」

「…うん。」

その後は少し気まずくて、間を多く開けて歩いた。