瞳の奥の美しさを君は知っている

「じゃあさ、あの空の色キャンパスに描いてみて。」

「えっ。」

絵の具の色も分からない。

(どうしよう。考えて、考えて私っ!)

何も思いつかず沈黙が流れた。

「やっぱり。」

バレた。終わった。

もっと一緒に居たかったな…。

「ごめん。この事は誰にも言わないで。お願い。」

「言わないよ。でもどうして僕に教えてくれなかったの?」

「…嫌われると思って。」

「そんなんで律の子と嫌うわけないよ!」

食い気味に言ってきて、少しビックリした。

「なんで?なんでそんなこと言えるの??」

(やばい。涙止まんない。)