結果発表は終わり、教室へ帰り明日の説明を聞いて放課となった。
どうしたもんか。
「……藍人」
その声に隣を見ると、滝谷が心配そうにあたしを見ていた。
「やっと反応した。ずっと考え事してたろ」
「あ、ごめん。なんか用あった?」
「いや……これからどうなんだろうな」
ああ、あたしのことを心配してくれてるんだ。
「んー、どうにかするよ。三國が考えてる事はだいたい分かってるからね。」
だから、心配しないで。
「藍人」
後ろを振り向けば、思った通り、
「蓮、どうしたの?」
「三國さんが呼んでる」
蓮に呼ばせたのは意図的だね?三國。
同じクラスだから、まあ違和感はないだろうけど、それ以外の思惑が三國にはある。
でも、その思惑通りにはならないよ、三國。
「行かない。三國にもそう伝えて」
ニコッと笑うと、蓮の眉がピクっと動く。
そして、冷たい空気が漂う。
クラスにまだいる人たちも固まる。
「あはは、怒ってるの?REIGNをナメてるのかって?」
蓮だって、納得してないはず。
あたしを急にREIGNに入れるなんて。

