i -アイ-





「は?お前司さんとクレープ食いに行ったの?」


「うん。蓮が居なくて代わりに」


司さんがあたしの代わりに言う。


気のせいだろうか。


暁さんのオーラの雲行きが危うい。


「はは、お手柔らかに」


喧嘩するんじゃないんだから、殺気立たないでもらえますか。



お手柔らかに、なんて言ったけど、ジャンプボールですれ違う時、



「手加減しなくていいんで」



暁さんだけに聞こえるように言った。


無表情に見える暁さんの目が座った。


なんでどんどん機嫌悪くなってくの。


「顔怖いですよ、暁さん」



「お前がジャンプボールやんのか」



「ええ、まあ。」



蓮でさえ嫌がったんだ。

あたしが出ざるおえなかったんだよ。


暁さんは、あたしが誰だか、きっと分かってるし、それに三國から i だと聞いているかもしれない。



「行きまーす」


笛の音とともに投げ上げられたボールに合わせて、あたしは少し下がって助走をつけて真上に跳ぶ。



バンッ


ジャンプボールはもらった。



「きゃぁぁぁぁあ!!!!」


ギャラリーはもういっぱいいっぱいだ。


そりゃあREIGNが3人もいるんだもん。