i -アイ-





ニコッと笑ってみせる。


自分の席から荷物を取って、その男子たちの元へ歩く。



「俺の事好きに言うのは良いんだけどさ。」


フッと表情を消す。


「三國達のこと悪く言ったら怒るからね。」



じゃあ、また明日ねーと笑い、後ろをむくと、



「お前が怒ったからって、何が出来んだよ」



お、凄い勇気だな。



「ふふ、何が出来ると思う?試してみる?」


あんまり、敵は作りたくないんだけどなぁ。

そこにいる男子たちの親の会社名を挙げていく。



「俺、ちょっと頑張れば潰せるけど、どうする?」


顔を青くする皆。



「あはは、冗談。潰すわけないじゃん。皆の人生潰したところで罪悪感しか残らないし。でもね?俺の周りの人のこと悪く言ったら、何でもするよ、俺は」



「物騒な話してんね」



足音がしてたから、誰かいるとは思ったけど、


「こんにちは」


「なあ、蓮どこいるか知ってる?」



碓氷司さん。

この人は、多分味方側。

榊財閥の傘下にも色々あって、榊と1番友好関係があるのが佐伯と三國。佐伯と長年付き合いがあるのが碓氷。

そんで、御庄との兼ね合いが1番悪いのが桜庭。


「あー、分かんないですね。俺さっきまで三國と居たんで」



「そ。了解」