素直になりたい。

「鷲尾」


櫻庭の右手が私の頭に乗った。


「ありがと。色々と...ありがと」

「えっ?櫻庭待って。色々って...」


――ガシャ。


聞こうと思った時にちょうどドアが開いた。


「たっだいま~。直ちゃん、今日は店長も一緒に...。って、ええ?!だ、誰この子?!」


櫻庭が立ち上がる。


「勝手にお邪魔してすみません。私は直禾さんのクラスメートの櫻庭新大と申します。実は...」