素直になりたい。

天羽くんは泣いた。

まるで小学生の男の子のように、

大声を上げて泣いた。

天羽くんが、

こんなにも私を想ってくれたこと、

狂ってしまうほどに好きになってくれたこと、

大声で泣くほど私の存在を愛しく思ってくれたこと。

その全てを受け止めて、

私はこれからも生きていこうと思う。


「天羽くん......ありがとう」


私のその言葉を噛み締めるように、天羽くんは何度も何度も頷いたのだった。