素直になりたい。

うなだれる天羽くん...。

こんなにも私を想っていてくれたなんて、知らなかった。

何も知らなかった私も同罪だ。

天羽くんの想いに気づいてあげられていたら、こんなことにはならなかったはず...。

私だって、謝らなければならない。

私は1歩天羽くんに近づいた。

天羽くんが私の目を見つめる。

その瞳には弱さが滲んでいた。

でも、その弱さもきっと強さに変わる。

誰かを想えば、

たとえ、それが間違っていても、

その弱さも強さもきっと、

諸刃の剣なんだ。

だとすれば、私に出来ることはただ1つ。

その剣の正しい使い方を教えてあげることだけだ。