素直になりたい。

その瞬間、

胸の中心に

ぽちゃんっと1滴、

雫が落ちた。

そして、じわじわと広がり、

心の泉に熱を与える。

湧き出た生ぬるい水は

血管を通って

全身に巡っていく。

あぁ、暖かい。

私の人生の中で

感じたことのない熱が

私を少しずつ熱くさせる。

耳を澄まさなくても、

ドクドクと心臓の音が聞こえる。

風邪を引いた時みたいに、

顔が火照るのが分かる。


酷いよ。

酷いよ...。

酷いよ......。

こんな感情、

知りたくなかった。

こんな時に、

感じたくなかった。

ほんと、酷い。

酷いよ。

やっぱり、私は...

私はね...

あなたが...

あなたが...



だいっきらいだ。