11時30分。
無事に1回目の講演が終了した。
若干笑顔がひきつってしまった気もするけれど、ダンスもセリフも間違えなかった。
ひとまず一段落だ。
「直禾ちゃん、お疲れ様。すっごく良かったよ」
「あ、ありがとう天羽くん...」
王子からのストレートな誉め言葉に、思わず口元が緩んでしまう。
「いや、まだまだだな。最終講演までにもっと堂々と踊れるようにしないと」
「櫻庭こそ、もっと頑張ってよね。いっつも人のことバカにして、自分のことは棚に上げて。真摯に反省してください。ってかその前にまずは労いの言葉じゃないの?相手役にお疲れ様の一言も言えないようじゃ、まだまだだと思うけど」
「うるさい」
「うるさいのはどっちよ。ったく、もお...」
せっかく気分良く終わったというのに、この人のせいで台無しになった。
もやもやするけど、気分切り替えていかないと。
こっからは少し、休憩だ。
「じゃあ、行こっか」
「うん!」
私はここぞとばかりに天羽くんにとびきりの笑顔を見せたのだった。
無事に1回目の講演が終了した。
若干笑顔がひきつってしまった気もするけれど、ダンスもセリフも間違えなかった。
ひとまず一段落だ。
「直禾ちゃん、お疲れ様。すっごく良かったよ」
「あ、ありがとう天羽くん...」
王子からのストレートな誉め言葉に、思わず口元が緩んでしまう。
「いや、まだまだだな。最終講演までにもっと堂々と踊れるようにしないと」
「櫻庭こそ、もっと頑張ってよね。いっつも人のことバカにして、自分のことは棚に上げて。真摯に反省してください。ってかその前にまずは労いの言葉じゃないの?相手役にお疲れ様の一言も言えないようじゃ、まだまだだと思うけど」
「うるさい」
「うるさいのはどっちよ。ったく、もお...」
せっかく気分良く終わったというのに、この人のせいで台無しになった。
もやもやするけど、気分切り替えていかないと。
こっからは少し、休憩だ。
「じゃあ、行こっか」
「うん!」
私はここぞとばかりに天羽くんにとびきりの笑顔を見せたのだった。



