素直になりたい。

とにかく何度も何度も繰り返した。

時間にしたらたった40秒。

それをこなすのに私達は2時間を要した。

2人共汗だくで、

足もガクガクで、

2人同時にベンチに倒れ込んだ。


「いやぁ、疲れた...」

「もう無理。こっから帰るなんてもう無理」

「ここで野宿すれば?」

「するわけないじゃん。変なこと言わないで」


なんて言いながらも、見上げた時に見える星たちは1つ1つが鮮明に見えて、きらきらと輝いていて美しい。

手を伸ばしても掴めないけど、

手を伸ばしたくなる。

掴めそうな気がしてしまう。