素直になりたい。

一応練習はしなきゃと思い、帰るふりをしてからまた戻って教室で1人練習をした。

結果はもちろんダメ。

ヒール無しでも微妙な感じだ。

そもそもステップがぎこちない。

あぁ、もうダメ...。

私、才能ないんだ...。

醜態を晒すくらいなら、最初の台本のままにすれば良かった...。


絶望に満ちた表情で廊下を歩いていると、

背後から足音が迫ってきた。