素直になりたい。

その日は甘えて帰ることにしたのだけれど、

結局、

私はその次の日も

そのまた次の日も

ヒールを履いてまともに踊ることが出来なかった。


「もう無しにしたら?」

「そうよ。無くたっていいんだし」

「継母は脇役なんだから、でしゃばらない方が良いんじゃない?」


クラスのある女子からはこんなことを言われる始末。

千咲ちゃんも天羽くんも毎回フォローしてくれるけど、内心どう思われてるか分からない。


「明日で1週間前なので、明日出来なければ諦めます」


私の言葉に、女子たちは乾いた笑い声を上げた。


「最初からそう言ってよ~」

「どうせ出来ないくせにやろうとしないでよね」

「はい...」