素直になりたい。

「これ、私に?」

「俺の前には直禾しかいないけど」


何、そのツンデレ感。

ムカつくんだけど...。

けど...


私は袋のシールを剥がし、中を開けた。

すると、そこには...

イルカがいた。


「今日のお礼。それと、これからもよろしくってことで」

「ワケわかんない...」

「要らないなら引き取るけど」


バカ。

要らないなんて言うか。

こんな可愛い

自分の大好きな動物の

キーホルダー

要らないなんて、

言うはずないじゃん。

分かってるんでしょ、本当は。

試すようなこと、言うな。


「欲しい。だから、ありがたく頂きます」

「了解」


結局私は

櫻庭に

1本も

2本も

取られてばかりなのだった。