「ふふっ。うふふ」
私の隣にいた車イスのおばあさんが笑いだした。
「えっと...どうされました?」
私がしゃがんで話しかけると、おばあさんはカピバラのような穏やかな笑みでこちらを見つめてきた。
そして、そのしわしわの口元から言葉を紡ぐ。
「いやぁ、あなたたちの会話が面白くってねぇ。若いっていいわねぇ」
「そ、そうですか。ありがとうございます」
ありがとうございます?
適当にお礼してしまったけれど、この反応で合っていたのだろうか?
笑われて嬉しいみたいになっちゃったよね。
漫才師でも芸人でもないのに...。
と、内心落ち込む私にさらにおばあさんは畳み掛ける。
「あなたたち、お付き合いして何ヵ月?」
「えっ?い、いや、私達は付き合って...」
「2日目です」
櫻庭が笑顔を讃えてさらっと言った。
「じゃあ、初デート?」
「はい。水族館に行きたいとリクエストされたので、夏休み中ということもあり、東京からこちらに来てみたんです。おばあさんはこちらの方ですか?」
さらっと嘘を言いつつ、
さらっと話題を変えた。
櫻庭、
君は何者?
すごいじゃん。
ちょっと感心してしまった。
私の隣にいた車イスのおばあさんが笑いだした。
「えっと...どうされました?」
私がしゃがんで話しかけると、おばあさんはカピバラのような穏やかな笑みでこちらを見つめてきた。
そして、そのしわしわの口元から言葉を紡ぐ。
「いやぁ、あなたたちの会話が面白くってねぇ。若いっていいわねぇ」
「そ、そうですか。ありがとうございます」
ありがとうございます?
適当にお礼してしまったけれど、この反応で合っていたのだろうか?
笑われて嬉しいみたいになっちゃったよね。
漫才師でも芸人でもないのに...。
と、内心落ち込む私にさらにおばあさんは畳み掛ける。
「あなたたち、お付き合いして何ヵ月?」
「えっ?い、いや、私達は付き合って...」
「2日目です」
櫻庭が笑顔を讃えてさらっと言った。
「じゃあ、初デート?」
「はい。水族館に行きたいとリクエストされたので、夏休み中ということもあり、東京からこちらに来てみたんです。おばあさんはこちらの方ですか?」
さらっと嘘を言いつつ、
さらっと話題を変えた。
櫻庭、
君は何者?
すごいじゃん。
ちょっと感心してしまった。



