「櫻庭、行こう。私、あっち見たい」
「鷲尾...」
「直禾、でしょ?櫻庭が忘れてどうすんの?ほら、行くよ」
私は初めて櫻庭の手を引いた。
いじりやすいからっていう意味不明な理由で選ばれちゃったけど、
でも...さ。
一緒にいたいって言ってくれて、
本当は少し嬉しかったから。
絶対、言ったらバカにされるだけだから
本人には言わないけど。
そう思ってしまったから、
私も...
一緒に...
頑張るよ。
「なんか良く分からないけど、パワー感じる。櫻庭もそう思わない?」
「別に」
「櫻庭にはまだ分かんないかぁ。神社とかお寺巡りの良さ。子供だねぇ」
「そういう直禾だって子供だろ。どうせなんも分かんないでただうろちょろしてるだけのくせに」
「ち、違うから!私はちゃんとパワー感じて...」
「パワーって何?はははは!あはははは!」
「ちょっと!こんなとこで笑うのは不謹慎だよ。あっち見てよ。睨まれてるから!」
まぁ、でも。
笑ってくれると助かるかも。
なんか少しほっとした。
私達の回りの張りつめていた空気がパンっと音を立てて雲散霧消した気がした。
この調子で、
これからあと2日、
頑張ろう。
そう、今は頑張り時。
頑張るしかない。
「鷲尾...」
「直禾、でしょ?櫻庭が忘れてどうすんの?ほら、行くよ」
私は初めて櫻庭の手を引いた。
いじりやすいからっていう意味不明な理由で選ばれちゃったけど、
でも...さ。
一緒にいたいって言ってくれて、
本当は少し嬉しかったから。
絶対、言ったらバカにされるだけだから
本人には言わないけど。
そう思ってしまったから、
私も...
一緒に...
頑張るよ。
「なんか良く分からないけど、パワー感じる。櫻庭もそう思わない?」
「別に」
「櫻庭にはまだ分かんないかぁ。神社とかお寺巡りの良さ。子供だねぇ」
「そういう直禾だって子供だろ。どうせなんも分かんないでただうろちょろしてるだけのくせに」
「ち、違うから!私はちゃんとパワー感じて...」
「パワーって何?はははは!あはははは!」
「ちょっと!こんなとこで笑うのは不謹慎だよ。あっち見てよ。睨まれてるから!」
まぁ、でも。
笑ってくれると助かるかも。
なんか少しほっとした。
私達の回りの張りつめていた空気がパンっと音を立てて雲散霧消した気がした。
この調子で、
これからあと2日、
頑張ろう。
そう、今は頑張り時。
頑張るしかない。



