「鷲尾さんに簡単なクイズを出します。小学生でも解ける問題です」
いきなり何を言い出すのかと思ったら、クイズだった。
匠望くんは頭がよろしいから、知識をひけらかしたくもなるのだろう。
仕方ない。
付き合ってあげましょう。
「鎌倉幕府の初代将軍は誰でしょう?」
い、いやいやいや!
私のこと、バカにしすぎでしょう。
これも忘れちゃったら、私の頭どんだけポンコツなの?
私は意気揚々と答えた。
「源頼朝」
「では、その妻は?」
「北条政子」
「ふ~ん。まあまあ勉強はしているようですね」
まあまあじゃなくて、しっかりだけど。
あの地獄の日々を思い出す。
食事とお風呂以外はほとんど部屋に引きこもり、毎日お握りばかり食べていた。
お陰様で痩せることも出来たし、あの日々は無駄じゃなかったんだと思う。
「じゃあ次は私から。鎌倉幕府の始まりの年は?」
「1192年。諸説あり」
なんと、櫻庭が答えた。
やっぱり弟には負けたくないんだ。
でも、こんな初歩的な問題で争っちゃうなんて意外と櫻庭兄弟って器が小さいのかも。
ふふっ。
なんだかんだで、兄弟は似るんだなぁ。
また1つ学習しました。
いきなり何を言い出すのかと思ったら、クイズだった。
匠望くんは頭がよろしいから、知識をひけらかしたくもなるのだろう。
仕方ない。
付き合ってあげましょう。
「鎌倉幕府の初代将軍は誰でしょう?」
い、いやいやいや!
私のこと、バカにしすぎでしょう。
これも忘れちゃったら、私の頭どんだけポンコツなの?
私は意気揚々と答えた。
「源頼朝」
「では、その妻は?」
「北条政子」
「ふ~ん。まあまあ勉強はしているようですね」
まあまあじゃなくて、しっかりだけど。
あの地獄の日々を思い出す。
食事とお風呂以外はほとんど部屋に引きこもり、毎日お握りばかり食べていた。
お陰様で痩せることも出来たし、あの日々は無駄じゃなかったんだと思う。
「じゃあ次は私から。鎌倉幕府の始まりの年は?」
「1192年。諸説あり」
なんと、櫻庭が答えた。
やっぱり弟には負けたくないんだ。
でも、こんな初歩的な問題で争っちゃうなんて意外と櫻庭兄弟って器が小さいのかも。
ふふっ。
なんだかんだで、兄弟は似るんだなぁ。
また1つ学習しました。



