恋するツインズ!

いつも教室の角の席で縮こまってる。教室だと視線が痛いから屋上で休もうかな…
 「ったく…なんで女子はみんな騒ぐんだよ…キャアキャアうるせーっつうの…」
 「それは仕方ないんじゃない?突然人気モデルが同じ学園に入ったんだもの」
 
…ん?誰かいるのかな…
私はそっと扉を開け、屋上の様子を見た。
  するとそこには信じ難い光景があったんだ。
 
 「た、谷垣くん…!?」
そう。文句を言っていたのが谷垣くん、それに答えていたのが生徒会長の水谷先輩だ。
 「…!?り、凛花ちゃん…!?も、もしかして今の聞いちゃった?」
 「う、うん…」