Crush~いつも君を想う~

それって、私からの電話を待っていてくれたって言うことだよね?

いや、そんな風に勝手に解釈をしていいのか?

「わ、私も長濱さんにお会いしたいと思っていましたから…」

「えっ…」

私、今何を言ったんだ!?

長濱さん、絶対に困ったよね!?

いや、困っているよね!?

「あっ…えっと、いや、その…」

もう何ちゅーことを言ったんだ、私は!?

ごまかそうと思って行動してみても、もう手遅れである。

「フフッ」

長濱さんが笑ったのがわかった。

「同じことを思っていたんですね、嬉しいです」

そう言った長濱さんに、
「そ、そうですね…」

私は返事をした。

よかった…と、私はホッと胸をなで下ろした。

「それでは、いつ頃にお会いしますか?」

長濱さんが聞いてきた。