Crush~いつも君を想う~

披露宴はプリンセスラインのウェディングドレスに、マーメイドラインのドレス、カクテルドレスを選んで着させてもらった。

ドレス姿の私を見た林太郎さんは嬉しそうに、
「似合ってるよ」
と、返事をしてくれたっけな。

私のドレス姿を本当に楽しみに待ってくれた彼に、またときめいたのは言うまでもない。

「あれから1年か…」

写真を見返して呟いた後、パタンとアルバムを閉じた。

今は何時だろうと思いながら壁にある時計に視線を向けると、3時を過ぎていた。

もうそろそろで夕飯は何にするか考えなくっちゃ…。

冷蔵庫の中身を確認して、それで夕飯をどうするか決めよう。